赤木農園の朝日米 29年産 菜々っ子朝日(玄米)10kg(5kg×2袋) 岡山県産

(初秋) 出穂(しゅっすい)  2学期が始まって間もない頃、稲のお産が始まります。

動物でも生まれる瞬間は一番弱い時です。

よくしたもので、台風が来るのもこの頃なんです。

こればっかりはひたすら神頼み。

生まれた穂のモミガラの口が開いて可憐な小さい花が咲きます。

受粉が終るとモミガラは再び口を閉じ、デンプンをためてお米へと成長していきます。

(仲秋) 稔る稲穂  生まれた時の穂はまっすぐ上を向いていますが、稔るにつれて頭が下がってきます。

害虫の被害が目に見えてくるのもこの頃です。

皆さん予防と称して何回も薬を撒くのですが、私の田んぼは大丈夫。

環境保全型稲作を始めて20年。

作り方を少し変えるだけで虫が嫌がってきません。

 10月の秋祭りが終ると刈り取りの準備に取りかかります。

毎年地元の新聞社主催で小学生の親子を招いて、稲刈り体験をしています。

こうしてイネに触れる事で、少しでも農業に興味をもってくれたらなあ。

赤木農園 赤木さんのプロフィール 氏名 赤木歳通肩書き 自然を愛し環境を考える百姓 元々水質や大気の公害防止が専門(公務員時代) 。

そこから環境問題に目覚めることになった。

やがて家業の農業と環境問題がひとつになり、環境保全型農業を模索することになったのが40歳の頃。

54歳で退職して専業農家となり、菜の花等緑肥を利用した有機稲作に本格的に取り組む。

さまざまなタイプの有機稲作のうち、赤木さんの専門は上述の通り菜の花等緑肥を利用して雑草を抑え、その緑肥で稲も育ててしまうという技術。

赤木さんの発案したこの緑肥菜の花農法は多くの農家の注目するところで、彼の講演はいつも立ち見が出るほど満員になる。

今や西日本だけでなく、韓国からも講演の依頼が多くあり、毎年訪韓して多くの農家の指導にあたる。

主な著書、雑誌記事等 「緑肥稲作最前線レポート」『現代農業』 農文協 『農業技術大系 作物編 第3巻』(共著) 農文協 『稲作大百科』(共著) 農文協 朝日米は全国でも3本の指に入るほどの良食味の米ですが、穂からモミが落ちやすく倒れやすい性質のため、機械化の波の前に消えてしまいました。

流通しているお米の中で、人工交配をしていない唯一の在来品種で、今では岡山県でわずかに作られているだけです。

古くから東の「亀の尾」、西の「朝日」がわが国の美味しい米の代表とされてきました。

コシヒカリ、ササニシキも品種改良のルーツをたどれば亀の尾、朝日に到達します。

岡山県では大正年間より朝日を作っています。

朝日米は大粒で甘みがあり、冷めてもおいしく食べられるお米で、お弁当特におにぎりに最適です。

赤木農園の朝日米”菜々っ子朝日”は鶏糞堆肥や菜種粕等の有機肥料を使い、農薬は一切使用しないで作っています。

下記の通り放射能検査をしました 検査機関  静岡放射能汚染測定室 検査品製造者 赤木歳通 商品名    特別栽培在来品種朝日 食品名    玄米 測定開始日  2011年12月15日(木) 測定終了日  2011年12月16日(金) 分析結果   セシウム134  不検出(1Bq以下)        セシウム137  不検出(2Bq以下)      セシウム134+137 合計 不検出菜の花農園の四季 (冬) 堆肥の散布と種蒔き  菜の花も肥料無しでは育ちません。

 3ヶ月間醗酵させて、いやな臭いも無くなった良質な堆肥を冬に散布します。

 冬の間に田んぼを耕しておき、春のしとしと雨が降る前に菜の花やいろんな花の種を蒔きます。

(春) 発芽と開花 気温が上がって春雨の季節になると、種子たちは眠りから目覚めます。

桜も終った頃、花が咲き始めます。

菜の花・ヒナゲシ・クリムソンクローバ・レンゲ・はぜり草・自然に生える雑草だけの田んぼも花盛りになります。

どなたでも自由に遊べます。

よかったらあなたもお弁当持ってどうぞおいで下さい。

可憐できれいなヒナゲシ・ポピーです。

5月中咲き続けます。

ブーケに髪飾りに首飾りまで、みんなほころぶような笑顔で花摘みをします。

どうぞおいでください。

そして幼い日に帰って遊んでください。

あなたもきっと癒されること でしょう。

クリムソンクローバです。

 イチゴを上に向けたよう な真紅の花が咲きます。

田んぼ一面を真っ赤に染め上げるという表現がぴったりです。

菜の花の黄色い畑に混じって、存在をアピールしているようなきれいな花です。

花の期間ははかなくも短く、見頃は10日間ほどです。

 、幼い日々に遊んだレンゲ畑の思い出はいつまでも心にあるのでは。

レンゲブーケのあの甘い匂いは、いくつになっても忘れることができません。

今は遠くはなれて暮らす幼なじみに思いを寄せるのもこのレンゲ畑です。

わが家のレンゲ畑は4月下旬あたりから見頃になってきます。

(初夏) すき込みと田植え  可憐な花の一生を終え土に帰る時が来ました。

季節は春から夏へと移ってゆきます。

 梅雨のはじまる頃田植えです。

大きく育った苗を飛びっきり少なくうえます。

これにより株の間にに空間と光が確保されます。

風通しが良いので病気にならないし、こんな稲は害虫が嫌うのです。

 土の中の菜の花や麦は腐熟して有機酸を出します。

食酢と同じ成分が出てくるのです。

この有機酸が発芽したばかりの雑草の芽や根を殺すのです。

だから私の田んぼには、除草剤を撒かないのに草が生えません。

麦草原で見つけたヒバリの巣です。

菜の花や草原の中は、 菜の花や麦やクローバーなど、緑肥は多くの生き物を育てているのです。

この子ヒバリ達が無事に育ち、大空から美声を聞かせ てくれることを願わずにはいられませんね。

田植えが終って2日もすると、もう水の中にはいろんな小動物たちが生まれてきます。

田んぼの豊かさの バロメーターです。

小さな小さなミジンコ、赤や緑色の豊年エビ、牙を持った牙虫(ガムシ)、その中でも圧巻はカブトエビのミーティングです。

土の中の有機物やミジンコなどを食べています。

泥の表面をかき混ぜる習性があり、水を濁してくれます。

水が濁っていると太陽の光がわずかしか届かな いので、雑草が成長できません。

これも草を抑える助けをしてくれています。

右の写真は あぜ道に巣をこしらえて卵を産んだカルガモです。

犬やイタチに見つからないように無事育ちますように。

赤木農園スタッフからごあいさつ★

赤木農園 農園主 赤木歳通 すべてのフィールドたる地球、その命を支える食糧。

それらを壊し奪うことは、人類には許されていないはず。

人類が農薬で苦しんでもそれは自業自得。

有機農業はもっと大きな志の中にあると思うのだが。

赤木農園 スタッフ 横山孝太郎 岡山の誇る朝日米づくりを一生の仕事にしたいと思い、2016年春、百姓に転職。

正直な米づくりを通じて、「命をつなぎ地域を維持する農業の大切さ」「次代に渡す環境保全の大切さ」「人を育てる食の大切さ」を伝えたいと考えています。

よろしくお願いします。

赤木農園 スタッフ 横山恵美 皆様、いつも本当にありがとうございます。

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